
こんにちは。一棟懸命 楠本です。
モッズの本を購入したのでモッズについて語りたいと思います。
この文はYoutube【とあるショップの店長】さんと写真の本から引用して書いた文章です。
モッズという文化はストリートから生まれました。ストリートとはプロが作った服ではなく街にたむろしている若者から出来た文化の事です。主に労働者階級から生まれる事が多かったそうです。
今も昔も少し変わった人間が人と同じ物 同じ事をするのを嫌がりそこから徐々に流行りとなって行きます。
ストリートの流行りは主にイギリスとアメリカでしか生まれていません。そこに少しだけ食い込んでくるのが、1990年代の裏ハラです。エイプの服を誰だったか有名な音楽の人が着て火がつきました。
・1930年〜40年代 アメリカ ズーティーズ
・1940〜1950年代 イギリス テッズ
古き良きイギリスの格好 テッズとは1901〜1910年 イギリス国王 エドワード7世の名称とのことです。 簡単に言うとその時に最先端だったスーツです。
このテッズが初めて労働者階級から世間に流行ったストリートファッションとのことです。今までは上流階級から下にファッションが降りてきていたのですが、労働者階級から上流階級に拡がった歴史的なストリートファッションです。
・1950〜1960年頃 ロッカーズ(イギリス)&バイカーズ(アメリカ)バイカーズの方が少し早いとのことです。第二次世界大戦から帰還した兵士達から流行ったファッションです。平和な暮らしに馴染めず飛行機から大型バイクに乗り換えました。ミリタリーアイテムを使って着こなしました。Wのライダースに白のTシャツがマストアイテムです。このバイカーズの格好が初めてカジュアルなファッションになりました。日本ではバイカーはそこまで流行らなくて流行ったのは暴走族です。日本はバイクの会社があり独自の進化を遂げて暴走族になったんだと思います。
アレンジして独自の文化にするのは得意ですね。
ロッカーズはイギリス版のバイカーズです。
アメリカのバイカーが先で最初はアメリカのバイカーズを模倣していたのですが、後にロッカーズ独自の文化が生まれています。
主にワーキングクラス(労働者階級)・アンダークラス(最下層)の若者が好んで着ていました。
アメリカのSchott イギリスのルイスレザーのライダースが憧れの的でした。
・1950年後半〜1960年後半
モッズ やっとモッズの年代にきました。モッズはイギリスから誕生しました。ロッカーズとダブっています。ロッカーズとモッズは相性が悪く1964年に大抗争(ブライトンの抗争)がありました。勝敗はモッズが勝利しモッズが街を闊歩するようになりました。
でも、そこがモッズの最盛期でそこからは次のストリートファッション(ヒッピー)が台頭してきました。
モッズはイギリスのミドルクラス(まぁまぁお金持ち)から流行りました。メディアを介してワーキングクラスに拡がっていきました。
モッズの語源はモダニストからきています。
最先端と言う意味です。音楽・服装・遊び
その時代の最先端が本当の意味のモッズです。 だから型としてのモッズ(フレッドペリー M-51ジャケット等)はあるのかもしれませんが、ガチガチにする必要は無いと思います。
ワーキングクラスに拡がってもっと男臭いハードモッズというのも出来ます。これがスキンズファションです。髪型は坊主です。硬派を売りにしてM-51の代わりにMA-1を着ています。中はフレッドペリーのポロシャツ ズボンは細身のGパンを履いています。サスペンダーも外せないアイテムです。私はこのスキンズのファションが好きです。

